日々レストラン結を支える頼もしいスタッフを紹介しております。今回はCさんです。最初お客様として来店され食後に働きたいと声がけがありました。
当時スタッフが充実し、さらには考えていなくてそのようにつたえました。Cさんが店を出た後、『しまった。名前と連絡先聞いとけばよかった。せっかくうちで働きたいと言ってくれたのに。』後の祭りです。案の定欠員がでて困ったことになり後悔しましたがどうにもなりません。
その後1年位たって、なんとCさんが再び来店してくれたのです。コーヒーになった時、チャンスをのがすわけにはいかなくお尋ねしました。『まだお仕事探されていますか?』
ようやく1年前の後悔から、1歩前に進めました。
Cさんはホテルで長く働いていて、多分慣れてるんだろうと思ってはいましたが、ワインをつぐのは私よりカッコイイです。一緒にやりはじめ、早い段階でアジャストし戦力になってくれました。ただ本当にすごいのはこの後です。初めての方とも距離をすっとつめ、お客様と会話を楽しんでるようで、そうなるとお客様も喋ってくださるし、笑い声がおこります。努力してか天性のものかわかりませんが、そうそうできるレベルではありません。
小さいお子様がいらっしゃることがあります。当店のコースはある程度時間がかかります。ときにお子様はあきてくることがございますが、まめに声をかけ相手をしてくれこちらは助かっています。
ホテルと別にある場所で料理をつくってシェフをやっていて、色々知り合いがいるようです。当店のイベントのチラシを各地に置いてくれています。本来営業は私が時間をかけ回るべきところで、Cさんが自発的に積極的にうごいてくれ、有り難いことです。
Cさんは主婦でおうちのこともある中、ホテルや料理人、当店でも働き、一日24時間で足りるんだろうかと思います。かつ私の前で疲れた顔をみせたことはありません。刺激をもらっています。